機会を十分に活かしなさい② エペソ5:16,17
機会を十分に活かす鍵では主のみ心が何であるかを悟ることにあります。 今朝は「主の御心を悟る秘訣」について見て行きます。
2021. 1.24
Ⅰ.祈る
「あなたがたの中で知恵の欠けている人がいれば、だれにでも惜しみなくとがめだてしないでお与えになる神に願 いなさい。そうすれば、与えられます。」(ヤコブ1:5)
ここに「祈るなら、神様は知恵を与えてくださる」とはっきりと約束されています。
主の御心が何であるのか分からない時、見切り発車をして、うやむやなまま行動しないで、祈って御心を確かめて 行動することが主の御心を悟る秘訣です。
特に大事な問題ほど、選択を間違ってしまわないように、祈って主のみ心が何であるかを悟った上で、決断すべき です。
Ⅱ.祈りの結果として示される神のサイン 使徒パウロがアジアで伝道していた時、聖霊によって道が閉ざされましたそこで、パウロはガリラヤの北の地方への伝道を計画ましたが、またも道が閉ざされました。
それで、トロアスという地方に移動しました。そこで、どこに行けば分からず途方に暮れていたパウロに対する祈りの結果として彼は幻をみました。
その幻はマケドニアの人々が「マケドニアに渡ってきて、私たちを助けてください。」と叫ぶ幻でした。
この幻こそが、神様からのゴーサインであると確信して、マケドニアでの伝道を開始されました。
ペテロもそうでした。彼も幻を通して、神のみこころを知りました。彼が今まで全く考えてもいなかった異邦人にも 伝道することが、神の御心であることを悟りました。
祈りの習慣が身についていたパウロもペテロも神様からのサインを見落とすことなく、神の御心をとらえることが できました。
普段から祈っているなら、神様は祈りの結果として、ここに御心があるというとサインを送られます。 神様は、私たちとの祈りの結果として、御心のサインを示されます。それを見逃さないようしなければなりません。
Ⅲ.聖書のみことば 詩篇119:105
「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」
神様は、聖書のみことばを通して私たちの足もとを照らし、歩むべき道を示してくださいます。
Ⅳ.神様から与えられる平安
コロサイ3:15 「キリストの平和が、あなたがたの心を支配するようにしなさい。」 ここで使われている「支配する」という言葉は、原文では、「採決する」という意味があります。 つまり「心に神様からの平安があるかないかによって、主のみ心が何であるかを弁えなさい」という意味がこのみ言葉には含まれています。
ある道に進もうとしようとするときに、どうしても心に引っ掛かる、平安がないということがあります。
もし、心に平安がなければ、は急いで行動しない事が賢明な判断です。 神様から平安が与えられるまで熟慮してから行動するときに主の御心を捉えて前進することが出来ます。
今、混沌とした時代、終末の悪い時代に置かれている私達ですが、17節に記されているように主のみ心が何で あるかを悟って歩む事が、「機会を十分に活かす」鍵であることを覚えて、弁えを持って賢く歩ませて頂きましょう。
(今井)